足がすくむってこんな感じなのね、、、
こんにちは、らじおです。
強い負の感情や情念って時代を越えて残り続けるって信じられますか?
そんな経験をしたお話をひとつ。
わたしは20代の頃ヨーロッパを放浪していました。
これはフランスのパリで生活をしていた頃のお話。
かの有名なシャンゼリゼ通りに続いている「コンコルド広場」へ初めて行ったときのことです。
「コンコルド広場」とはそう、18世紀後半に起こったフランス革命の象徴となった場所ですね。
広大な広場の中心にはエジプトから贈られたオベリスク(記念碑)がそびえ立ち、その両サイドにそれぞれ豪華絢爛な噴水が存在しています。
たくさんの観光客がオベリスクや豪華な噴水の前で写真を撮っていて、もちろんわたしたちも記念に写真を撮ろうと広場の中に入ろうとします。
が、
足が動かないんです。。。
恐怖や悲しみ、軽蔑、嘲笑といったような様々な負の感情に襲われて、気持ち悪くて広場に入れないんです。。。
特に片方の噴水からそれがビンビンと伝わってくるんです。
背中ゾワゾワ、鳥肌だらけとなり、友人を残し踵を返して遠くへ離れたのでありました。。
その数ヶ月後、たまたまフランス革命の歴史について詳しい記事を目にしました。
コンコルド広場って、フランス革命時にギロチンで公開処刑をする場所だったんですね、、、1000名を超える人々が処刑されたとのこと。
そう、あの有名なマリー・アントワネットも。
悲しいかな、当時公開処刑がある日はたくさんの人が押し寄せ、ある意味娯楽的な催しとなっていたんですって。。時代ですね。。。
そして、ギロチンが設置してあったのは、あのとき強力な負の感情を発していた噴水があった場所とのこと。。。
どうりで、、、あんな強力な負の感情のオンパレード、わたしには受け止めきれるわけがありません。。
歴史オンチ、ただのミーハー心で観光に訪れたわたしに「喝っ!」をいれられたのかもしれません。。
花の都パリとよく言われますが、悲しい歴史が繰り返された場所なのも事実。
コンコルド広場以外にも、そんな負の感情が渦巻いている場所がたくさんありました。
美しい場所だったと同時に、わたしにとっては生活圏のいたる所に心霊スポットが存在するエキサイティングな場所でした 笑
強い負の感情は時代を越えて残り続けるんですね。
だとしたら、良い感情だって残ってもいいよね、、、、まっ、そんなもんか 笑
#スピリチュアル
#パリ
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#不思議な話