いつも見ていてくれてるよね?
こんにちは、tidaです。
わたしの旦那さんは2011年の東日本大震災の後すぐに東北勤務を命じられました。
その頃は津波被害に遭われた方々のために行政が賃貸物件を借り上げていたこともあり、なかなか引越し先が見つからない状況でした。。
場所もあまり選んではいられない中、紹介されたところに即決しました。
辞令が出てから半年後のことです。
右も左も分からないまま、下調べもろくにせず私たちは引越してきました。
その頃長女は1歳。
物件は主要駅に割と近く、昔ながらの商店街に面していて、スーパーも徒歩圏内。
なかなか良いところです。
なにより、すぐ近くに幼稚園がありました。
そこはお寺さんの運営している幼稚園で、仏教保育とのこと。
新鮮な響きです。
わたしは祖先崇拝の環境の中育ちましたので、宗教とかあまりピンとこないどころか、違いも良く分からずにその無知具合が恥ずかしくなるほど。
引越してすぐにお散歩がてら幼稚園に行ってみたところ、広い園庭で元気よく走り回る園児達がいて、先生方も楽しそうに一緒に遊んでいます。
ここら辺一帯がとても良いエネルギーに包まれている、そう感じました。。。とは言ってもあの頃はエネルギーとか周波数とか波動とかいう言葉を知らず、ただ単にここはいい感じ!と感じていただけですが。
その幼稚園に長女は3歳を迎えてすぐに、次女は年中さんの年に入園しました。
入園の時に、「おしゃかさま」という絵本を購入し、その絵本を通して子ども達はお釈迦様の誕生から亡くなられるまでのことを学び、日々の生活でお釈迦様の教えを守っていました。
いきものはかわいがります。
お友達は仲良くいたします。
道具は大切にいたします。
1日にひとつ良いことをいたします。
などなど。
お釈迦様に見守られ、2人の娘は本当に幸せな幼稚園生活を送ることが出来たと思っています。
小学校に上がっても、なにか不安なことや悲しいことがあると、「お釈迦様は見ていてくれてるよね?」と言う娘達。
今でもお釈迦様のことが大好きで、毎朝我が家に鎮座する小さなお釈迦様にお水をあげて手を合わせるのが日課となっています。
ちなみに、私は何かとその幼稚園の礼拝堂にいらっしゃるお釈迦様にお話しに行っています。
いつも見守ってくださっていることへの感謝の気持ちを伝えたり、大切な人を亡くした行き場のない悲しみを聞いてもらったこともあります。
いつ行っても優しく微笑んでくれるお釈迦様が私の心の拠り所となっています。
#スピリチュアル
#お釈迦様